防水 について





こんにちは。
マエダハウジングの西村です。

前回の僕のブログではベランダとバルコニーのお話をさせていただいたと思いますが、
今回は、その床から雨水が侵入しないための防水についてご説明させていただきたいと思います。



〇そもそもベランダ・バルコニーにはなぜ防水が必要なのか、
ベランダの床は屋根や外壁と比べ、上に人が歩けるようにほぼ水平に作られているため、
常に紫外線にさらされ、雨水を浴びでいる箇所になっております。(屋上の場合はなおさらです。)
そのため、雨水が床に染み込み、家の中に水を浸入させないために防水があります。
なので、防水の劣化は雨漏りにつながるということを覚えておいてください。


〇防水の構造
防水を断面でみると水を浸入させない防水層。
その上に防水層を守るためのトップコートが塗られていることが多いです。


〇防水の劣化症状
・下地が見えている
トップコートは基本はグレーのもの(緑色もあります)が多いですが、
経年劣化や人が上を歩くため、トップコートがすり減り下地が浮き出ていいる状態です。
防水層がしっかりしている場合は緊急性を要さないのですが、
防水層を守るため、トップコートの塗り直しをおすすめいたします。


・ひび割れ
こちらも、人が上を歩くために、ひび割れてしまうことがあります。
トップコートの層のみなら雨漏りの心配はないのですが、
防水層まで割れが入っている場合は至急工事を要します。

・防水のはがれ
防水にはがれがある場合は剥がれた箇所から雨水が浸入してしまい、
雨漏りにつながる可能性が高いので、工事を急がれたほうが良いです。
この場合は、補修というよりも、防水のやり替えになることが多いと思います。


これからの季節、雨がたくさん降るので、
雨漏り対策はしっかりしていきたいですね。


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